第18話 オクシモロン(書き手:オヨメ)
オヨメです。
すっかり更新が滞っていました。
「オクシモロン」という概念が面白かったのでメモがてら書きます。
例えば、
急がば回れ
負けるが勝ち
生きた化石
うれしい悲鳴
ありがた迷惑
小さな巨人
優しい悪魔
冷たい太陽
液体ガス
うるさい静寂
白い闇
ツンデレ
安定した不安定
自由という不自由
廃墟のニュータウン
無知であることを知る
臆病な自尊心と尊大な羞恥心
甘いブラックコーヒー
このろくでもない素晴らしき世界
といったような、形容矛盾をはらんだ言葉をオクシモロンというそうです。
オクシモロンを日本語に訳すと撞着語法というんですね。
引き裂けそうで、引き裂けない感じの言葉って脳に残りますね。
内田樹さんのブログで「愛国的リバタリアン」という単語を見て色々調べてたらオクシモロンへ行き着きました。
今度、「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」という映画を観てみたいなあ。
おしまい