夫婦・F・不二雄

夫婦のSF(すこしふしぎ)ブログ

第17話 アクセントのときめき(書き手:オヨメ)

オヨメです。
先日、声優の方と一緒にお仕事をする機会がありました。
原稿を読んでもらっていると、「場面」と「画面」のアクセントはどこにあるのかという話になりました。

アクセント辞典によると、「ば」や「が」にアクセントがある場合と、「めん」へのアクセントがある場合の、2種類あるらしい。

結局その日は、「めん」へのアクセントで読んでもらいました。
「アクセントは年々変わっていくので知識を更新するのが大変です」と声優さんは仰っておられました。

 

アクセントというのは、流動的なものであり、ある時を境にがらっと変わるのだそう。
ある時=そのアクセントを支持していた人間の数が、次の新しいアクセントへ移り、その数が一定を超える瞬間。

 

「周りの人が、いつの間にやらガラケーからスマートフォンへ乗り換え始め、今や殆どの人がスマートフォンを持っている!」みたいな現象と似ている。

 

マジョリティがマイノリティへ切り替わる瞬間ってちょっと胸がときめく。

 

おしまい