第14話 腸内戦争(書き手:オヨメ)
オヨメです。
突然ですが、お腹を壊しました。
ぬぬぬ。お店で食べた親子丼だなこれは。
親子丼にしては、ごろりと鶏肉がでかかったからな。加熱しきれなかったのかな。
なんてことある軽い食中毒!
なんてこった許すまじ加熱担当者!
甘い!焼きが甘いぞばかやろー!
……と、恨み節をつらつら並べて貴重なゴールデンウィークを無駄にするというのも悲しいので、お腹を観察してみようと思います。
5月2日の夜に食べた親子丼。
胃酸の海を軽々乗り越えたヤツら細菌たちによって、戦いの火蓋は切って落とされた。
腸内戦争勃発!
発症は5月3日の夕方16時前後でした。
細菌の潜伏期間、22時間。
この22時間で腸内の善玉菌たちはあらかたやられてしまったらしい。
ぎゅるぎゅるごょるごょる。
普段聞いたことない音が、お腹から聞こえる。
これは…善玉菌の断末魔?
おなかがいたいよう。
しかしこちらもやられてばかりではない。
くらえ!
ヤクルト援護射撃!
(特定保健用食品ヤクルトに含まれる乳酸菌400億個を利用した援護射撃である。生きて腸内まで届き、お腹の状態を改善する。)
続け様!
ビオフェルミン援護射撃!
(ヒトにはヒトの乳酸菌を配合したビオフェルミンを利用した援護射撃である。生きて腸内まで届き、優れた整腸作用を発揮する。)
そんなこんなで、2日が経過。
連続の援護射撃が功を奏したのか、
5月5日には、なんとか終戦したのでした。
温かい卵のうどんを作って後方支援してくださったオットさんに感謝です。
おしまい